難波一族記【1】~経遠編~ あらすじ/登場人物紹介
あらすじ
先祖は田使首で備前児島にて屯倉の田令に命じられるが、やがて備前の中心地に近づき、津高郡に至り吉備の中山の麓に居を構えるようになる。
田令によって築いた富を生かし、一族は船を持ちこの辺りの海域を牛耳っていた。そこに後に天下を治める事となる平家が近づいてくるが果たして。
おもな登場人物
難波次郎経遠
この物語の主人公。難波経信の次男。平家の侍大将として保元の乱、平治の乱で活躍する。
難波三郎経房
難波経信の三男。次兄・経遠と同じく平家に仕える。
難波太郎経友
難波経信の長男。
難波四郎経信
経友、経遠、経房三兄弟の父。
瀬尾兼康
備中の武士。経遠と共に平家の侍大将として保元の乱、平治の乱で活躍する。
平忠盛
清盛の父。伊勢平氏。備前守として瀬戸内の海賊を統一した。後には刑部卿となり公卿目前まで平家の地位を高めた。
平清盛
忠盛の嫡男。後に武士として初の太政大臣となり、平家の世を築く。
平重盛
清盛の嫡男。
藤原成親
鹿ヶ谷事件により備前に配流となる。
源義朝
河内源氏。保元の乱で戦功を挙げ、左馬頭に任ざれる。
源義平
源義朝の長男。源頼朝の兄。通称・鎌倉悪源太。
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